◆ 腰痛・肩こりの予防と改善 ◆

☆ 腰痛の予防と改善 ☆

腰痛は誰にもよく起こる疾患で、どなたも今までに一度は腰痛を経験しているのではないでしょうか。腰痛の原因は、自分でも気付かない生活習慣や姿勢の癖にあることが多い。毎日のちょっとした動きや姿勢が腰に負担をかけていないか、細かく見直していくことが腰痛予防の第一歩。腰痛の原因となる生活の中の姿勢を注意しましょう。

こんな姿勢を注意しましょう

【腰の曲げ過ぎる姿勢】
・前屈みに注意!腰の角度は20度以内に保持ます。
・重い荷物を持ち上げる時は膝を曲げてから行ないます。
・高いところに洗濯物を干す場合、背伸びはせず台などを使います。
・中腰になる体勢を避けます。

長時間の同じ姿勢を避けましょう

【台所などで立ちっぱなしになる姿勢】
  台所などでの立ち仕事では、片脚を高さ20〜30cmの台にのせます。蛇口を手前に持ってきて、背筋を20度以内にします。足元に低い台を持ってきて、片足を交互に乗せます。(休めの姿勢)

【寝る姿勢を見直すことは】
  就寝時は、膝と股関節を曲げて横向きに寝ます。上向きに寝るなら膝の下に枕を入れます。うつ伏せに寝るならお腹の下にクッションを置きます。

【デスクワークの時】
  椅子の高さは腰、膝がほぼ直角に曲がるようにし、また、足の裏全体が床について膝が少し椅子より高くなるように調節して下さい。椅子が高すぎると机と顔の距離が遠くなるため、背中が丸くなって腰に負担がかかってしまいます。また、椅子は背当てのあるものを選びましょう。背当てがないと上半身を腰だけで支えることになり、負担となってしまいます。

【荷物を持つ時・運ぶ時】
  持ち上げるときは、片膝を床につけ、腰を落としてから持ち上げます。膝を伸ばしたまま腰を曲げて持ち上げると腰痛の原因となります。荷物を運ぶ時は、荷物を体から離して持つと、腰でバランスを保とうとするため、負担がかかってしまいます。ひじを引いて、体から離さずに持って運びましょう。

【車を運転する時】
  シートに深く腰掛け、ハンドルを握った両腕のひじと、ペダルを踏んだ足の膝が軽く曲がる程度のシートの位置を選んでください。背もたれを倒しすぎてハンドルとシートの位置が遠すぎたりする事のないように背もたれの角度にも注意しましょう。

【前屈みで靴をはく時】
  靴や靴下をはく時の姿勢です。床にお尻を落としてはくと、足を持ち上げる際に、強烈な負担が骨盤に生じます。この場合には、椅子などに腰掛けてはいてください。椅子に座って靴や靴下をはくと、背筋を真直ぐに保て腰の負担が軽いです。

【顔を洗う時深く屈む姿勢】
  中腰の姿勢です。軽い中腰になる際には、ひざを軽く曲げると、腰の部分の筋肉が緩みます。中腰が骨盤にとって、最も負担をかける姿勢です。この場合には、レンガ程度の高さのものに、片足を乗せて顔を洗ってください。疲れたら、逆の足に乗せ変えます。この状態を上手にクリアすることは、背骨の歪みを悪化させないために、とても重要です。 浴槽の縁に腰掛けて顔を洗いましょう。

肥満を防ぎましょう

  肥満になると、増えた体重分の重さが腰へかかるので、椎間板が損傷しやすくなります。また、お腹が前に突き出るようになるので、腰への無理な力が加わり、腰痛を引き起こしやすくなります。妊婦の腰痛もこれと同様のことです。肥満を防ぐには、バランスの良い食事をとり、適切な運動をしなければなりません。

入浴で血行よくしましょう

  入浴で筋肉の硬直をほぐして血行を促進させるのも効果的です。腰痛に効果的な入浴のポイントは、ぬるめのお湯(38〜40℃)にゆっくりつかること。ぬるいお湯は副交感神経を優位にして、心も体もゆったり気分にさせてくれます。

※腰痛は、入浴しない方がいい場合もあります。急性の痛みがあるときは、医師に相談されることをおすすめします。

腰痛予防体操をしましょう

  腰に負担のかからない適切な姿勢で「腰痛予防体操」を行うことや、ウォーミングアップとクーリングダウンを怠らないことが予防の第一歩であり、同時に腰周りの筋肉の柔軟性向上や疲労蓄積予防を目的にしたストレッチング、腹筋・背筋などの筋力強化を行うことが大切です。
  「腰痛予防体操」は主に筋力低下による姿勢の悪さや前彎を防ぐために腹筋・背筋の筋力強化とストレッチングを行います。ストレッチング⇒筋力強化⇒ストレッチングという順に行ないます。運動中はいずれも呼吸を止めないように注意しましょう。
  年齢や体力、病態に合わせて無理なく継続して行わなければなりませんので、オレ流はいけません。疼痛の強い急性期には行いません。慢性期に腰痛の予防として行います。


☆ 肩こりの予防と改善 ☆


運動不足を解消しましょう

 適度な運動(ウォーキング等)で、ストレス発散。血行がよくなり、成人病の予防にもなります。少しずつでも、毎日することが大切です。

睡眠をたっぷりとりましょう

 その日の疲れはその日のうちにとり、疲労をためないように。疲労は、あらゆる病気の源です。よい睡眠をとれることは大切です

正しい姿勢を身に付けましょう

 俯き姿勢で長時間パソコンに向かっていたり、寝転がって本を読んだり、片方ばかりでバッグを持ったり、同じ足ばかりで足を組むのも避けましょう。また、長時間の運転も筋肉が緊張してしまいます。30分か1時間に1度は休憩をとり、首や肩をグルグル回したり、立ち上がって大きく背伸びをするだけでも、血行はよくなります。

目を休ませましょう

 暗いところで本を読んだり、テレビを長時間見るようなことは、出来るだけ避けましょう。また、長時間パソコンに向かっている場合は、適当に目を休めましょう。目を1分ほどじっと閉じるだけでも、目を休めることができます。

就寝時に肩を冷やさないようにしましょう

 睡眠中、特に明け方などは冷えますから、寝具で肩を保護し、冷やさないように工夫して下さい。

入浴で血行をよくしましょう

 温めて動かすことが第1です。お風呂に入るなどして全身の血行をよくしましょう。温める方法としては、温湿布、ホットパックなどが良いでしょう。肩から腕を冷やさないようにしましょう。

強すぎないマッサージをしましょう

 強いマッサージは単純な肉体疲労による肩こりには効果的ですが、頚部椎間板ヘルニアなどがある場合は、かえって病気が悪化するので注意して下さい。

栄養のバランスをとりましょう

 スタミナ不足にならないよう、栄養のバランスにも気をつけて下さい。充分な栄養と休息によって肉体的な疲れを翌日までに持ち越さないようにしましょう。

肩こり予防体操をしましょう 

 肩こりを予防し、解消するものに色々な「肩こり予防体操」があります。首や肩を動かして緊張して縮んでいる筋肉を伸ばしてほぐします。首や肩にかかる負担に耐えられるように、筋肉を鍛えます。「肩こり予防体操」は、動かしている筋肉を意識しながら、毎日少しずつ、大きくゆっくりと行うことがポイントです。入浴後など、体が温かいときに行うと、より効果が高まります。




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