司法書士であれば誰でも同じと思っ

司法書士であれば誰でも同じと思ってはいないでしょうか。認定司法書士でなければ個人再生、任意整理、自己破産といった債務整理を行うことはできません。また、司法書士が扱う任意整理はひとつの債権あたりの額が最大140万円まで(利息込)と制限されています。
司法書士と弁護士の差で特徴的なのは代理人です。自己破産や個人再生では弁護士は代理人になれますが、認定司法書士でも代理人にはなることはできないことになっていますから、債務者自身が裁判所に行き、やりとりも自分でしなければいけません。債務整理を行うと車購入のための借り入れが出来なくなるんじゃないかと不安に思う人も多いですが、実際にはそのような事実はありません。それなりの時間、借り入れできない期間が発生するのですが、その時期が経過すると他の人と同様に、ローンを組めるはずですから、心配しないでください。借金地獄に陥ってしまった人の一部には、重度のうつ病が多重債務の要因になったという人も少なくありません。
仕事に行けずに、返済ができなくなったり、生活が苦しくなって借金していたら多重債務者になっていたということは、なかなか言い辛いことですから、一人で悩み続けてしまいやすいのです。
このような問題から元々あったうつ病がもっと悪化してしまうといったこともあります。個人再生や自己破産などの債務整理をしたら、確実に官報に個人情報が載るでしょう。
あまりなじみのない官報ですが、これは国の機関誌で、実際に自己破産をした場合だと二度、個人再生を行った人は三度、官報に公告されます。公告期間は1ヶ月あるのですが、身近なものではありませんし、知り合いに閲覧される心配は、ほとんどありません。もし任意整理を行ったのならそもそも裁判をしないので、官報には載りません。
以前に債務整理をしたことがあり、さらに債務整理をしたい場合、債務整理を最初に行ったときにとった方法によって手続きに違いが出てきます。
まず、個人再生と自己破産のどちらかを行った人なら、その後7年間は再び債務整理を行うことは不可能です。一方、任意整理であれば期間は制限されません。
二回目の債務整理は原則として一回目より承認が得られにくく、特に二回目に行う自己破産は極めてハードだと言っていいでしょう。
借金が整理できればいいなと思っていても所持しているクレジットカードを無くしたくなければ、債務整理の方法のうち任意整理なら引き続き持っていられる可能性もあります。
任意整理では整理する債権者を好きに選ぶことができるため、持ち続けたいカード会社とは任意整理を行わず、それ以外とだけ行えば、カードは残ったままです。そうは言っても、任意整理自体が信用情報に傷をつけることになるので、カードの更新にあたってはそれが元で恐らく利用停止となるでしょう。積立タイプの生命保険に入っているときは、返戻金の額や債務整理の種類次第では、解約を迫られることもあります。
自己破産については、解約返戻金を返済に充てるために解約を求められるはずです。ただし返戻金が20万円以下の場合は対象外となります。
それから個人再生の場合ですが、自己破産と違って解約する必要はありませんが、裁判所への資産報告のひとつとして解約返戻金証明書を提出しなければいけませんから、返戻金の額が多ければ返済金額に影響してくるでしょう。
裁判所を通さない任意整理では解約する必要はなく、返済額も返戻金の影響を受けません。申請や手続きを行うという時点になったら、なるべく速やかにけりをつけたいと債務整理を検討する人は皆さん考えると思います。
ですが、債務が免除されたり減額されるという決定が下されるためには相応に時間がかかります。
どうやって債務整理を行うのか、その道のプロ(司法書士や弁護士など)に任せるのか、全ての手続きを自分でどうにかするのかなどの条件次第でかかる時間には差があります。